フッ素の安全性|枚方市 津田、藤坂の歯科医院|津田歯科診療所

フッ素の安全性

こんにちは、院長の山本です。

先日は、フッ素の虫歯予防効果についてお話しさせていただきましたが、
本日は、その安全性についてお伝えしたいと思います。

巷には、少数派ではありますが、フッ素は有害で利用すべきではないと
主張される方もいらっしゃいます。
確かに大量に摂取すれば有害ですが、
虫歯予防に利用する程度の濃度と量で問題がないことは証明されています。
検索すれば様々な詳しい情報を手にすることが可能なので、
敢えて詳細な説明は避けて要点だけを纏めてみました。

・フッ素はお茶や魚介類にも含まれていて、体内にも存在する身近な元素である。

・ニュースで有害性が伝えられる PFAS(有機フッ素化合物)は、
 歯科で用いられる無機フッ素化合物(主にフッ化ナトリウム)とは
 全くの別物である。

・市販の歯磨剤のフッ素濃度は、
 2017年に、上限が1000ppmから1500ppmに増加
 さらに、2023年には、1500ppmの推奨が15歳以上から6歳以上と拡大された。

厚生労働省やWHO、日本口腔衛生学会をはじめとする学術学会が、
 フッ素の利用を推奨している。

・海外では数十ヵ国で水道水にフッ素が添加されている

 

・虫歯の予防効果は歯磨きよりも高いとされている。

皆さまも、安心してフッ素を虫歯予防に利用してください。